島根ビール

1999年4月創業。島根で飲んでこそ美味しいビール。
島根の料理でさらに美味しくなるビール。
島根のテロワールともいうべき気候風土・食文化を活かしたビール。
そんなビールを目指して地ビール松江ビアへるんは生まれました。日本の文化を世界に紹介し、
地元「松江」で「へるん先生」と親しまれた明治の文豪「小泉八雲」(ラフカディオ・ハーン)にあやかり、
日本で一番有名でないかもしれない島根の食・文化・人々を世界の方々に知ってほしい。
そして、島根を体感しにぜひおいで頂きたい。
そんな想いが松江ビアへるんには込められています。

島根ビール株式会社の7つの挑戦

地ビール文化を創る

100人いれば100人の好みのビールがある。その中でも特に愛され続けていくビールが自然と文化として今後生き残っていくこと思います。松江地ビールビアへるんのビール造りテーマは「違う名前のビールは、必ず違う味がする」。その理由は、さまざまな好みがある飲み手の方々に、どれか1つでもお気に入りの味をみつけてほしいからです。

味への挑戦
【縁結麦酒スタウト(えんむびーる)の挑戦】

松江地ビールビアへるんがもつビールの味のテーマは「日本人が、日本の気候の中で、日本の料理を食べながら美味しいと思える味のビールを創ること」。国内ではほとんど造られていない、アイルランドの伝統製法「ミルクスタウト製法」だからできる、特別にマイルドな黒ビール。それが「縁結麦酒スタウト(えんむすびーる)」です。日本人には少し苦く感じる黒ビールですが、みなさんの普段の晩酌の中に自然と溶け込んでいく存在の黒ビール造りに挑戦します。

大手への挑戦
【ピルスナーの挑戦】

大手ビール会社が何十年もかけて日本人に合うように追求した、すっきり軽快でのど越しの良いビールの味わいを地ビールでも造ることができると証明する意味も込めてこのビールを造っています。

世界への挑戦
【ペールエールの挑戦】

ペールエールはホップからのグレープフルーツのような柑橘系の香りとしっかりとした苦味が特徴のビール。世界的なクラフトビールブームを牽引しているビアスタイルIPAのもとになったビールスタイルです。世界的な味わいの流れと島根らしさの融合をめざし、世界の方々にも飲んでいただきたいビールです。

多様性への挑戦
【ヴァイツェンの挑戦】

ヴァイツェンは国内の多くの造り手が造っておりかなりの種類があります。現在は本場ドイツも含め、香りも弱めですっきりと飲みやすいヴァイツェンが主流ですが、松江地ビールビアへるんでは主流ではない濃厚なヴァイツェンを造っています。これもお客様にお気に入りを選んでいただくという多様性を提案したい気持ちからの挑戦です。

新しいビールへの挑戦
【限定ビール・限定発泡酒の挑戦】

地元の料理に合うビールを造る為に100%地元産原料だけで作ったビール「ゼウスビター」。黒ビールをベースにカカオ粉末を使用し、誰が飲んでもチョコと分かる味わいの「ショコラNo.7長期熟成」や、酒造好適米で造った清酒麹を使用した「おろち」など、世界のビール文化にもない新しいビールも提案していきます。特に「ゼウスビター」に使用するホップは栽培の南限以下とされる島根で栽培した特別のホップ「ゼウス」(品種名)です。

地ビールファン拡大への挑戦

地ビール業界の大きな特徴の1つが飲み手と造り手の距離が非常に近いということです。多くの地ビールイベントでは会場に造り手が参加しており、飲み手はその場で造り方や味、思いなどを聞くことができます。また造り手も飲む人の喜ぶ顔を見ることができ、造る喜びや新商品へのヒントなど、美味しい物を造る原動力を得ることができます。このようなビールイベントは日本各地で年々増えており、地元開催の「山陰地ビールフェスタ」や、毎年開催される国内最大規模の「ビアフェス横浜」では3日間で約10,000人の方々が来場されます。こういったイベントを通じて、日本各地の地ビール文化が全国へと広まり、日本の地ビール文化全体が広く大きくなっていくよう挑戦し続けます。

ビール造りへのこだわり
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文豪「小泉八雲」こと「へるん先生」が愛し世界に紹介した、古きよき町「松江」。
そして、幕末すでにビール会社の経営を行っていた「松江藩」。
伝統を守りつつ新しいものへ挑戦してきた「松江」に1999年4月「麦酒醸造所」が生まれました。
松江地ビール「ビアへるん」は世界の伝統的なビールの製法をもとに、北山山系の湧き水を使用し、日本人の繊細な味覚、
日本の風土に合わせて造り上げた新しい味わいのビールです。
外国のビールのものまねではなく、
「地元に愛され、地元の方にうまいと言われるビール。」
「日本人に愛され、日本人にうまいと言われるビール。」
を目指してこれからもビールを造り続けたいと考えています。