TOSACOの特徴

高知の素材を味わうビール

自然に恵まれた高知は、ビールの副原料となる食材が豊富です。これらを再発見し、生産者の素材にかける想いをくみとって、素材の個性を生かしたビールのレシピを考案します。飲むごとに、高知の風景や生産者の顔が浮かんでくる。そんな高知カンパーニュブルワリーにしかできない味わいを追求し、ビールを通して、生産者の想いも一緒に届けていきます。

ビールが苦手な人も乾杯できる
飲みやすいテイスト

「ビールが苦手」という女性は少なくありません。高知カンパーニュブルワリーでは、ビールが飲めない要因を分析し、甘みと苦味のバランスを考慮するなど、女性の感覚を大事にしながら「飲みやすさ」を意識したビールづくりを行っています。ビールが苦手な人にとって、新たな世界の扉を開くきっかけになれたら幸いです。

小さなブルワリーならではの
クラフト精神

高性能な醸造装置に頼らず、装置そのものを自らつくる姿勢を大切にしています。小規模な装置だから、一回の仕込み量はごく少量。仕込み作業を毎日行い、人の手と時間をかけて素材と向き合いながら、日ごとに味わいや香りを進化させています。高知県産素材を使った「少量多品種」のビールづくりができるのも、小さなブルワリーだからこそ。ゆくゆくは、高知の全市町村の素材でビールをつくり、「TOSACOをめぐるビアツーリズム」を実現させたいです。

TOSACOへの想い
...

わたしの妻はビールが苦手でした。ビール好きなわたしは妻と一緒に乾杯がしたくて、妻とともに楽しめるおいしいビールをつくろうと思いました。それが高知カンパーニュブルワリーの出発点です。

人々の生きる力の強さに惹かれて移住した高知県は、豊かな自然があり、酒造りの基本となる農業が盛んです。生産者の想いがこもった様々な食材を副原料に使いながら目指すのは、高知だからこそつくれる新しいクラフトビール。そして、地域のみなさんとともに、高知にビールの種をまき、たくさんの花を咲かせていきたいと思っています。

わたしがつくったビールを飲んだ妻が「おいしい」と笑ってくれた時、人の幸せはとても身近なところにあるんだと感じました。すこしだけワクワクしながら栓を抜き、いい日もイマイチだった日も誰かと乾杯して一日を締めくくる。

TOSACOのある風景がいつも幸せであるように、日々おいしいビールをつくり続けていきたいです。

代表社員兼ブルワー 瀬戸口信弥

代表社員兼ブルワー紹介

醸造士 瀬戸口信弥

1987年、大阪府出身。大学で電気工学、大学院でバイオサイエンスを学ぶ。2015年にブルワリーとして独立することを決意。島根県「石見麦酒」でビール造りの基礎と小規模醸造システムを習得。2017年高知県ビジネスプランコンテスト優秀賞受賞をきっかけに高知へ移住、2018年「高知カンパーニュブルワリー」を創業。